一生に一回かな。
玉置神社の翌日は
生まれてはじめての
高野山。
世界遺産地域だし
外国の方もいらっしゃっている様子。
自分にとっては
山上の盆地、ということで
地形がとても興味深い。
実際に細い道をグネグネ行ってみると
尚更よくぞココにコレだけのものを、と。
大型駐車場には、あのグネグネ道をどうやって通ってきたのか
たくさんの大型観光バスが停まっている。
さて、まわる順番があるのだろうけれども
すっ飛ばして印象をツラツラ。
奥の院は人の生き死にを髣髴とさせる。
車道に接した入り口入って
しばらくすると
大企業や信仰に厚い人たちの、
そして故人の偉業を讃えたい人たちの石碑が
敷地にぎっちりと並んでいる。
さらにその奥に入ると
時代をさかのぼって
歴史に名が残っている有名人たちの巨大な苔むした石塔が
たくさんの墓石の立ち並ぶ大杉の木立の中に点在していた。
モヤっとしたイメージが心に来た。
静かに空海さんが鎮まる御廟前で無心で手を合わせたいけれども
弘法巡りをしてきたらしい名古屋弁の妙齢の女性軍団が
感極まってか
ギャーギャー話していて少し残念だった。
プン。
次、金剛峰寺。
入場者に振舞われる
お菓子が美味しかった。
自分にとっての見所は順路最後の台所。
何千人のご接待をまかなえる江戸時代のシステムキッチン。
ウププ。
最後に御社。
高野山の中にある神社。
いい神社。
鳥の鳴き声の響く中、静かに神恩感謝っと。
・・・ということで
久しぶりのお寺拝観だった。
あ、竜安寺ぶりか。
でも、あそこは石庭だけのために行ったから
そういう意味では竜安寺はノーカウント。
なので、本当に久しぶりの寺拝観。
ふと気付くと昼食時間をすぎていた。
空腹でレッドアラームが鳴り響く自分。
一気に山道を下り
二時閉店のまるむかに閉店1分前くらいに突入。
入れてくれたお店の人、ありがとう。
大盛りをガシガシ食べて
めっけもんで定点観測して
帰福。
お疲れ様。
あぁ、そういえば
奥の院の休憩所のお番茶の振る舞いが
空海さんの良心をあらわしているように思えて
とても体にしみた。大げさかな。
ありがとうございました。
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